『弓ヶ浜サイクリングコース走ってきた』
みなさまお久しぶりです。たんてふです。
引っ越しをしてバタバタしていたのでほったらかしになってました。
北海道から鳥取に引っ越して落ち着いたのでサイクリングに行ってきました。4月上旬の話なんですけどね、これ...。
実家の近くの弓ヶ浜サイクリングコースをのんびり走ろうと朝から準備(生まれは島根だけど実家が引っ越していたので今は鳥取)。
目指すは写真奥の岬にある美保関灯台。
宗谷岬ツーリングぶりにBallad Rを引っ張り出してきました。
良い天気です。黄砂の影響で少しガスってるのが気になるけど。
サイクリングコースの印は付いてるけど明らかに港の中だったりホテルの裏側だったりを走らされます笑
1kmぐらいしてようやく本格的に整備されたような道へ。
車止めがついてて歩行者と自転車しか通れないようになってます。
原付乗ったお爺さんも走ってたけど。
防砂林の間を縫うように走っていきます。追い風気味で快適。
道も新しいから地面から衝撃が来ることもほとんど無い。
スズメバチが顔面にぶつかってきたのでそこは注意が要るかも笑
防砂林コースが終わると道路沿いの道へ変化。
産業道路なので交通量もそこそこあるしトラックも多いです。
ガードレールあるし車側から突っ込んでこない限り大丈夫だとは思うけど。
道路沿いのコースは少しだけでまたすぐ海沿いに戻ります。
この区間が一番気持ちよかった!晴れてたし眺めもいいし!
ドローン飛ばして上から撮ってみたくなる。
残念なことに大山はガスってて綺麗に見えなかった...
雲一つない快晴だったから黄砂さえなければ最高の眺めだっただろうな...
行きは追い風で快調に走れました。遮るものがないから向かい風の時は地獄だろうな。
所々サイクルラックがある休憩所もあります。
奥の微妙な高さの展望台は果たして使う人が居るのだろうか...?
駐車場やトイレ、砂を落とすための簡易シャワーもありました。
元々は海水浴客のための駐車場だったのかも。
サイクリングコースが終わるとまた産業道路に出ます。この後は普通の走路を走りながら美保関灯台を目指すことに。
写真は撮り忘れたけどサイクリングコースの終わり際にキャンプ場もありました。多分車がうるさいから雰囲気は出ないけどギアのテストにはちょうどいいかも。
弓ヶ浜半島から灯台のある島根半島に渡るには境水道大橋を渡ります。
この橋の路肩はほぼ無く、歩道も人一人が通れるぐらいの幅しかないです。
看板にもこう書いてあるしね。素直に押していきます。
橋の頂上付近が県境。ただいま島根!
......しかし本当に狭いな。橋の上ということもあって風も強いし、傍を通る車の走行風もシャレにならないので乗車して渡るのは止めた方がいいでしょう。
風でふらつく=死
ただ橋の上からの眺めは絶景です!高いビルが無いから遠くまで見渡せる!
スマホ落としたら回収不可だけどね。写真撮りながらヒヤヒヤしてました。
境水道大橋を渡り切って島根半島を走っていきます。
途中、夫婦岩を発見。全国どこにでもあるけどこんなところにもあったっけ?
美保関にはソフトテニスの練習試合で何度か来たことがあるけど思い出せない...
夫婦岩は一般に夫婦円満や家内安全、海上保安や大漁追福を願うものだそう。全国各地に存在するからか全国夫婦岩サミットなるものもあるらしい。調べても詳しい記事が出てこなかったから本当にあるかどうかは分からん笑
美保関までもう少し。
島根半島はまあまあな過疎地域なので車もほとんど通らないです。快適。
灯台までのラスト2kmを上り、到着!
最後の上り坂は普通にしんどかったです。半年近く乗ってなかったから当然だけど。
この日はそんなに荒れてなかったです。気持ちいい。
美保関事件を伝える記念碑もありました。
旧日本海軍の夜間無灯火演習中に起こった多重衝突事故です。
軽巡「神通」と二等駆逐艦「蕨」が衝突、蕨は沈没して神通は艦首を損失。この2艦を避けようとした軽巡「那珂」と二等駆逐艦「葦」も衝突して両艦大破というなかなかの大事故だったそう。蕨は去年発見されてニュースにもなってたなあ。
デッキでしばらく休憩できたので灯台へ。
この日は閉まってました...
なんでだ...ビュッフェでご飯食べたかったのにな....
灯台自体はそんなに大きくないけど白塗りでとても綺麗でした。フランス人技師の設計で、灯台史によると外国人設計末期のものだとか。
灯台を後にして美保関の町へ戻ります。
美保関港の常夜灯。橋の先には弁天様の祠がありました。
オリジナルの灯篭は風化により撤去されていてこれは3代目らしい。
この日は7日だったので美保神社にてえびす祭が開かれていました。
小さいころ来たことはあるけど正直あんまり覚えてない...この船があったのは知ってるけど。
ド田舎の小さな祭りなので相当に控えめ。
このコロナ禍においても数えるほどしか人が居ないという...さすが美保関
取り敢えず拝殿近くまで行ってみることに。
奥まったところにあるけど意外と大きい。拝殿内に舞ができるスペースがあったので、その奉納もしているのかも。
帰ってから調べてみたけどえびす神社の総本山らしい。島根で育ったのに初めて知った...
ただし事代主系のえびす神社であって蛭子系のえびす神社は兵庫の西宮神社が総本山みたい。蛭子とえびすが同一視されるようになった歴史からこの二系統があるとか。
一度神社を後にして周辺を散策。青石畳通りというものを見つけたので入ってみる。
綺麗に敷き詰められた石畳の通りに宿場や店が並んでました。
落ち着いた雰囲気で和服を着て通りたくなるような道。
この通りの成立は江戸時代後期(!)らしい。北前船の寄港地として栄えていた時期に物資の輸送効率化のために作られた舗装路だとか。
通りの長さはそんなに長くないけど良い場所でした。
お腹が空いてきたので神社前のお店で昼ご飯。
あごだしそば。650円。
あごだしの風味もして(当然か)、あごの焼きも入ってたので美味しかったです!灯台ビュッフェ閉まってたので正直助かった。
食べ終えたら御朱印と金色の鯛守をもらいに再び神社へ。
御朱印はえびす祭りということで紫に金字の特別製。紙でもらって後で御朱印帳に貼り付ける方式でした。
高貴な色である紫に金字という豪華さ振り切った感じの御朱印嫌いじゃないです。
滲んじゃいそうでなかなか貼り付けられないですが笑
金色の鯛守は限定100個の抽選でした。整理券が抽選券になる模様。
......当日集まった人が83人だったので抽選なかったんですけどね笑
皆からは歓声が上がってました。ラッキー。
そして頂いたお守りがこれ。
桐の箱に丁寧に入っていました。もうありがたい感じがする。
かばんに着けるのは勿体ないので家に飾ってます。
美保関でやることはひとまず終えたので帰ることにしました。自転車乗るのも久しぶりだったしね。
午前中は酷かったもやも晴れて良い天気になりました。
本当は帰りに水木しげるロードも寄りたかったんだけど左膝に痛みが出だしたので行きと同じルートで帰ることにしました。
美保関側から見上げる境水道大橋。やっぱり大きい。
トラス構造が綺麗です。歩道がもうちょい広ければ良いんだけど...
朝は全然見えなかった大山も綺麗に見えた。
さすがにもう雪はないか笑
時間が出来たら大山登山とかスキーとか行ってみたいなー。
膝の様子を見つつ休み休み帰りました。行きと大して変わらない景色なので写真は無いです笑
しかしあの先っぽまで行って帰ってきたと思うと結構乗ってたな...そりゃ痛むわ
フラットペダルだから痛むのかな?でもビンディングにするほどガチで乗ってるわけでもないのでトゥークリップでも検討しようかね。走ってる間足が固定されることは確かだし。
そんな訳で膝の痛みに我慢しつつも家には辿り着きました。
約70km...思ったより乗ってなかった。
膝の痛みの原因は長らく乗ってなかっのにいきなり漕いだことと、サドル高やペダルなどの機械的要因もあるように思えます。また検討して合わせていくしかないかなー。
今回はここまでです!読んでいただきありがとうございました!
それではまた~ノシ